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リスク細分型の仕組み

リスク細分型の自動車保険とはどういうものなのか?

今ではほとんどの保険会社は、リスク細分型の自動車保険を開発し提供しています。
これは、それぞれのドライバーごとにどれほどのリスクがあるかを診断して、リスクが高い人ほど保険料を高くして、リスクが低ければその分保険料を下げるというフレキシブルな内容を持つという仕組みです。

そのリスク判定にはいくつかの要因があります。
たとえば、年齢が若い人ほどリスクが高くなる、運転歴が長い人ほどリスクは軽減されるなどです。
また、事業用途で車に乗るのか、それとも通勤・レジャーなのか、レジャーのみなのかなども関係してきます。

車の車種や安全設備がどれだけ着いているのかという点も、リスクを判定する要因としてなります。
他にも、地域や年間走行距離というのも大事な要素となっています。
一年間で運転する距離が長ければ長いほど、事故に遭う可能性は高くなりますので、その分リスクが高いと見なされるようになるのです。

リスク細分型自動車保険を利用するメリットとは?

リスク細分型保険では、細かくそれぞれの契約者の状況を分析して、それに基づいてリスクを判定します。
そのため、上記のようなリスク判定に用いられる項目で、リスクが低いと判定されるようであれば、保険料が割引になりお得に保険を利用できるようになります。
たとえば、自動車は通勤目的では使わず、レジャーでしか使わないという場合には、より安くなります。

さらに、年間走行距離がそれほどではなく、たまにしか乗らないというケースでも保険料が引き下げられる可能性が高いと言えるでしょう。
こうした点を考慮して、自分の場合はリスクが低いと判定され、保険料が安くなると思うのであれば、積極的にリスク細分型の自動車保険を申し込んだ方が良いということになります。
もちろん、単に保険料を安くしたいからという理由で、年間走行距離を低く申告したり、通勤にも使っているのにレジャーでしか使わないという虚偽の申告は決してしないようにしましょう。

リスク細分型がデメリットとなるケース

このように、リスクが低いと判断される場合は保険料が安くなるというメリットがありますが、逆にリスクが高いと見なされると保険料が高くなるケースもあります。
特に、営業用に車を使うことがある、通勤目的で車を使うというケースがそれに当たります。
また、一般的な人よりも年間走行距離が長く、たくさん車を使うという人も保険料が割高になってしまうことになります。

特にリスク細分型の自動車保険では、年間走行距離を重視して質問されることが多くなっていますので、よく車を使う人にとってはデメリットが大きくなると言えるでしょう。
その分、細かく補償内容の見直しなどを行って、お得に保険を利用できるようにしましょう。

自動車保険の解約方法

自動車保険の解約は連絡と必要書類の返送でOK

車に乗らなくなった、保険の見直しをして切り替えることにした場合などは、今まで入っていた保険の解約をする必要があります。
自動車保険の解約はそれほど難しくなく、2つのステップで完了することができます。

まず、保険証書などに記載されている保険会社の電話番号に連絡して、保険を解約したいということを伝えます。
ネット保険の場合は、サイト上に解約手続きをオンラインでできることもありますので、そちらをチェックしてみるのも良いでしょう。

解約の連絡をすると、自宅宛てに保険会社から解約手続き用の書類が送られてきますので、その内容を確認して必要事項を記載して返送します。
これで基本的に解約手続きは終了となります。
解約書類には、どの時点から保険が効力を失うかなどが記載されていますので、細かいところもきちんと確認するようにしましょう。

自動車保険を解約する際の返戻金と違約金

自動車保険は基本的に年間契約となり、先払いで保険に加入します。
そのため、満期になる前に保険を解約するのであれば、残りの日数が計算され返金がなされます。
これを返戻金と呼び、指定した銀行口座に振込という形でなされることが多くなっています。

一方で、自動車保険の場合は満期前に契約を解除しても違約金が発生することがありませんので安心です。
違約金と返戻金の相殺などもありませんので、返戻金がそのままそっくり戻ってくるということになります。
手数料などは引かれることもありますので、それぞれの保険会社が定めている詳細をチェックしてみるようにしましょう。

自動車保険を解約する際の注意ポイント

自動車保険を解約する際には、いくつかの点に注意する必要があります。
まず、自動車保険はノンフリート等級によって支払う保険料が大きく変わりますので、保険を切り替える際にはこの等級を確実に引き継げるようにしなければなりません。
保険会社が替わる場合、今までの保険を解約してから新しい保険に移行するまでに7日間の猶予があります。
つまり、7日を過ぎて新しい保険に加入できないと、今までのノンフリート等級が消えてしまうということになるのです。

そのため、できるだけ早く新しい保険に加入することが求められます。
もしくは、一時的にノンフリート等級を凍結できる、中断証明書というものを解約の際に発行してもらうこともできます。

もう一つの注意点は、できるだけ自動車保険の空白期間を作らないということです。
今までの契約と新しい保険の効力を発揮する日時をしっかりと確かめ、保険が効かない時間がないかどうか、もしあるならその期間には運転しないようにしましょう。
たかが数時間でも、空白期間に運転して事故に遭ってしまうと保険金の支払いはされないのです。

保険代理店のメリットとデメリット

安心感が強い保険代理店を使うことのメリット

最近はネットで気軽に契約ができるネット保険を利用する人が増えているとはいえ、依然として保険代理店を利用する人が多くいます。
というのも、やはり人を介しての保険代理店の方が安心できると感じる人が多いからです。

保険代理店では、一つ一つの保険についてプロの外交員が細かく説明してくれて、家族構成や状況、予算などに応じて適切なものを勧めてくれます。
現実的な問題として、どのくらいの補償額を受けられるように補償を設定したらいいのか、どの補償が必須で、どの契約はオプションと考えていいのかなども教えてくれます。
その分、本当に必要なものにはしっかりと補償を付け、不要もしくは優先度が低いものには補償を下げるなどして、きちんとカバーされるもののお得に使えるという形になります。

さらに、万が一事故に遭った時の対応が保険代理店の方が圧倒的に安心です。
保険代理店の担当者に連絡すれば、事故現場での対応方法のアドバイスから、保険金申請についての書類作成や保険会社との連絡までも行ってくれます。
しっかりとしたサービスを受けられるというのが、保険代理店を通して自動車保険を利用する最大のメリットと言えるでしょう。

保険代理店のデメリットとは?

全体的な傾向として、やはり保険代理店で保険を申し込む方が、ネット保険よりも保険料が高くなることがあります。
もちろん、きちんとしたアドバイスを得られること、アフターサービスがしっかりとしていることなどのプラス面もありますので、それを多少の保険料額の増額分と見ることもできるでしょう。

また、それぞれの保険代理店では、そこで契約している保険会社やおすすめの保険プランというものがあります。
そのため、どうしても比較して申し込める保険商品のバリエーションが少なくなってしまうというデメリットがあります。
外交員が勧めてくるものに落ち着いてしまうことも多いので、自分でできるだけたくさんの商品を比べてみて、よりお得なものを選びたいという人にはちょっと不利に思えるでしょう。

しっかりと相談して決めるのが保険代理店での契約の賢い方法

こうしたデメリットもありますが、やはり保険についての豊富な知識がある担当者と相談しながら決められるというのが魅力です。
保険代理店で保険に加入するのであれば、このメリットをしっかりと活用するのが賢い方法でしょう。
家族構成や予算などを伝えて、その条件の中から最もお得で安心できるものを選んでもらうことができます。

そして、複数ある選択肢をそれぞれ具体的な数字を出して比較してもらい、客観的に判断できるようにします。
保険代理店もこうした相談業務を歓迎していますので、プロの知識を十分に活用して賢い選択ができるようにしましょう。

通販型保険のメリットとデメリット

通販型保険を利用することのメリットとは?

最近はネットで車の保険に入る人が多くなっています。
ネット保険の方が安いというのが、大きな理由の一つで、確かに多くの保険商品で通販型保険の方が保険料が低いというメリットがあります。
また、スマホなどで好きな時間に保険について調べられるので、自分のペースでじっくりと考えられるというメリットもあります。

さらに、通販型保険はいろいろな会社がありますので、複数の保険商品を比較してより安いところを探すというのにも適しています。
保険の外交員などに勧められるままに決めるのは嫌だ、人のプレッシャーがあるとよく考えることなく決めてしまいそうで怖いという人にはぴったりでしょう。
特に最近は、あまり人と接して商品を決めるということが少なくなっていますので、自分一人で調べて考えて決めるという通販型保険は人気があります。

通販型保険を使うことのデメリットとは?

便利でお得なイメージがある通販型保険ですが、デメリットも存在します。
その一つは、通販型保険はどれも似たような補償額となっていて、特に特徴的な商品がないという点です。
もちろん、スタンダートなプランで十分という人には問題ありませんが、いろいろな特約などを付けたいという人には満足できない内容となります。

また、ネットでは丁寧にそれぞれの補償内容についての説明がなされていますが、それでもある程度保険そのものについての知識がないと専門用語について理解ができないこともあります。
どのくらいの補償額を設定した方がいいのかなどを悩んでしまうこともありますので、自分である程度保険についての知識を勉強して、自分で判断できる人でないと適切な内容を選べないこともあります。
とにかく安くあげたいと思い補償額を下げた結果、いざという時に十分な保険金が下りずに後悔するという事態も起こりえるからです。

さらに、通販型保険の場合は、事故に遭って保険金の支払いを求める時、自分で書類を作り提出する必要が出てきます。
書類が正確に揃っていないとなかなか保険金が下りないものですので、面倒に思えることもあるというのも一つのデメリットと言えるでしょう。

自分で知識を取り入れてから活用するのがベスト

こうしたデメリットを抑えるためにも、通販型保険を活用するためには、多少なりとも自分で保険についての知識を蓄えることが肝心です。
少なくても、対人賠償や対物賠償などのそれぞれの補償内容の意味合い、その適切な補償額をきちんと理解しておかないといけません。
また、実際に事故に遭った時には自分でどのように対応すべきなのか、どこまでが補償対象となるのかなどを確認して活用するようにしましょう。

個人にはノンフリート等級制度

法人契約ではないクルマの保険がノンフリート保険

クルマの保険制度では、ノンフリート等級という言葉がよく使われます。
このノンフリートというのは、「フリートではない」タイプの保険ということになります。
フリートというのはクルマの保険では、10台以上が対象となる法人向けの保険のことを指します。

つまり、ノンフリートというのは法人向けの保険ではなく、主に個人を対象とした保険であるということを意味するものとなっています。
そのため、普通の人が個人で契約する車の保険では、ほとんどの場合でノンフリートという言葉が使われています。

ノンフリート等級というのはどのようなシステム?

こうした個人向けのノンフリート保険では、ノンフリート等級というシステムを用いて保険料を算出しています。
このノンフリート等級とは、どのくらい安全に契約者が運転しているかということを示すグレードのようなものです。
ノンフリート等級は1等級から20等級まであって、数字が大きくなるにつれて運転の安全性が高い、つまり保険料が安くなるという仕組みになっています。

毎年保険の更新の際に、その年に保険を使うような事故はなかったかどうかをカウントして、もし事故がなにもなかったら自動的に毎年1等級プラスされていきます。
一方で、事故に遭ってしまうと一気に3等級マイナスになってしまうという形になっていきます。

そして、この等級を目安に基本となる保険料から、プラスマイナスがされてトータルでの保険料が決まってくるのです。
このプラスマイナスの割合は保険会社によって違いますが、だいたい一番安全性の高い20等級だと基本保険料の60パーセント超が割引となり、逆に一番安全性の低い1等級だと60パーセントちょっとの割り増しとなってしまいます。
それだけ、ノンフリート等級を上げていくことは、保険料に大きな違いをもたらすということになります。

ノンフリート等級制度を上手に活用する

このように、お得に自動車保険を使うためには、保険を使うような事故を起こさず、毎年ノンフリート等級をアップしていくことがとても重要です。
これは実際に免許を取ってからの年数ということではなく、保険会社を使い続けた年数によってカウントされるものとなります。
そのため、今まで親の車に乗っていて、初めて自分の車を買って自分名義で保険に入るとなると、低い等級からスタートすることになり高い保険料を支払わないといけません。

確かに最初は損をしているように思えますが、安全に乗り続けることによって、どんどん保険料が安くなるというメリットがあります。
一つの安全運転をするためのモチベーションともなると言えるでしょう。
そして、このノンフリート等級は車を変えて保険内容を変更しても、同じ等級が引き継がれますので、安全運転を続けている限りはお得な保険料設定となるというメリットもあります。